【Story of Builders】イアン・ヴァリエール【第15回】

選手紹介

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皆さんこんにちは。

第15回のStory of Buildersはイアン・ヴァリエール(Iain Valliere)選手です。

迫力のある腕、重厚感がある脚などが彼の強みです。

また、現クラシックフィジークチャンピオンであるクリス・バムステッドの義理の兄としても知られています。

度々SNSで誰かと言い合いになっては、それがニュースに取り上げられているイアンですが、どのようなルーツを持つのでしょうか。

情熱に満ち溢れる彼の人生を見ていきましょう。

 

目次

基本プロフィール

身長:約176cm(5.9ft)

体重:約117kg(大会時)

国籍:カナダ

生年月日:1990年11月27日

 

 

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生まれ~ボディビルに出会うまで

 

イアン坊やは1990年11月27日、カナダはオンタリオ州で誕生しました。

 

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幼い頃から体を動かすことが大好きで、小学生になる頃に陸上競技を始めました。

専門は100m走走幅跳の2種目でした。

「努力をすればするほど結果が付いてくる」という特徴がある個人競技はイアンにとって魅力的でした。

チームスポーツは仲間と高め合える良さがある反面、いい意味でも悪い意味でも仲間の調子によって結果が左右されてしまうという特徴があります。

一方、個人競技は「勝っても負けても責任はすべて自分にある」という特徴があり、ストイックな性格のイアンに合っていました。

 

 

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こちらが高校生2年生の時のイアンですが、さすがの体格ですね。

もちろん当時から簡易的なトレーニングはしていたようですが、他の同級生と比べてもその成長スピードは明らかに早かったようです。

 

しかし、誰にでも遺伝子的限界があります。

イアンは陸上競技の記録が伸び悩んでしまい、自身の限界が少しずつ見えてきました。

まだ高校生だったため伸びしろはありましたが、高校2年生の時に陸上競技を引退しました。

 

その後は友人がたくさん入っているから、という理由でアメリカンフットボールを始めることにしました。

 

その時こそが彼の人生のターニングポイントでした。

 

アメフトはフィジカルが命のスポーツです。

アメフトを始めた当初の体重は74kgほどで、がっちりはしているものの、もっと全体的に体重を増やす必要がありました。

そこでイアンはバルクアップをするために本格的に筋トレを始めました。

筋トレをある程度を継続していると、目に見えて筋肉が付き始めました。

体が大きくなると、肉体的・精神的に強くなった感じがして、それがとても快感でした。

 

 

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こちらが筋トレを本格的に初めて、1年のイアンの体です。

たったの1年です、はい。

やはり遺伝子というものは残酷であり、美しいですね。

当時から腕の発達が早かったのが見て取れますね。

しかし、イアンはこの時点ではボディビルダーになるなんて考えてもいませんでした。

彼はロニー・コールマンや、ジェイ・カトラーのような著名なボディビルダーは知っていましたが、彼らに対して憧れの気持ちはありませんでした。

 

しかし、その後転機が訪れます。

イアンは高校を卒業したのち、“Running Room”という陸上競技者のための専門店に就職しました。

残念ながら、短い期間でこの企業を退社することになり、その後コストコに就職するも、こちらも約1週間で退社しました。

なかなか仕事が続かないイアンでしたが、3社目となる“Popeye’s Supplements”はイアンにとって天国のような環境でした。

 

(ポパイは上腕じゃなくて、前腕が太いことに今気づきました)

サプリメントが豊富で、新たな知識を取り入れるのにはこの上ない環境でした。

前の就職先とは違い、彼はこの会社で比較的長く働くことになりました。

常連のお客さんはやはり筋トレを熱心にしている人が多く、その中に数名ボディビルダーがいました。

そのうちの一人がフレディ・パーマー(Freddy Palmer)という人物でした。

フレディはオタワを中心に活躍するアマチュアのボディビルダーで、彼がイアンをボディビル業界に招き入れました。

フレディはイアンにドロップセットスーパーセットレストポーズ法など筋トレの基本的なイロハを教えてくれた人物でもあります。

「めっちゃいい体してるから、絶対にボディビルの大会に出るべきだよ!」

フレディの言葉に乗せられ、イアンは遂にボディビルの大会に出ることを決意しました。

 

イアンが最初に選んだ大会は2010年に開催されたOPA Ottawa Championshipsでした。

彼はジュニア部門ヘビーウェイト部門にエントリーし、大会に向けてよりハードなトレーニングに加え、人生初めての減量に取り組みました。

しかし、最初は全く減量に関する知識がなかったため、インターネットで減量のノウハウが記載されているオンラインテキスト通りに進めていきました。

ただ、その内容がめちゃくちゃでした。

・減量中は1日の総摂取カロリーを900Kcalまでにせよ。
・有酸素運動は1日に3時間せよ。
・白身魚だけしか食べてはいけない。
・炭水化物は一切摂ってはいけない。もちろん、野菜と果物からの摂取も禁止。

情報過多の現代では常軌を逸した内容だと一目でわかりますが、当時は情報がそこまで流通していなかったため、彼は疑うことなくその内容通りに減量を進めていきました。

 

そして迎えた初大会。

めちゃくちゃな減量でしたが、なんとか大会までに絞り、彼は見事にジュニア部門で優勝、ベテラン揃いのヘビーウェイト部門でも3位に入る事ができたのです。

 

 

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あの内容の減量方法にもかからわらず、これだけの筋量を残せる時点でポテンシャルの高さがうかがえますね。

初大会で自分の実力が想像以上であることを知り、自信をつけたイアンはこの日ボディビルのとりこになりました。

アマチュア時代

初大会を終えた後のイアンはすでに次の目標を見定め、大会の結果を分析していました。

「もっとポージングを改善しないといけない」

「全国で勝つにはもっと筋肉量が必要だ」

大会の動画や写真を見ながら、自分の弱点、強みを分析しているうちにいつの間にか大会の沼にハマっていきました。

 

分析と鍛錬を重ね、翌年の2011年にはOPA Provincial Championships(オンタリオ州大会)ジュニア部門で優勝、さらに同年CBBF Nationals(カナダの全国大会)ジュニア部門でも優勝し、とうとうジュニアで彼の敵はいなくなりました。

 

 

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本格的にボディビルを始めてたった4回目の大会で全国制覇してしまう、その才能が素晴らしいですね。

やはり世界で活躍するボディビルダーはアマチュア時代から無双している選手が多いです。

 

ということで、彼は次に年齢が関係ないスーパーヘビー級で全国優勝することを目標にしました。

彼はジュニアの時と同じように、オタワ→オンタリオ州→全国という流れで大会に出場する計画を立てていました。

 

しかし、イアンは予想外の悲劇に見舞われることになります。

 

悲劇は2012年に起きました。

オタワでは毎年“National Capital Fit Days”というフィットネス文化を広めるエキスポが開催されていました。

日本でいうところのスポルテックのようなものです。

そのエキスポの目玉として、アームレスリングで4度世界チャンピオンになっている(2012年時点)デボン・ララット(Devon Larratt)と一般の人が対決するという催し物が開かれていました。

 

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企画はとてもシンプルで

「デボンに100分間で100人と対決してもらう」

という内容でした。

イアンはPopeye’sのブースでサプリメントなどを販売していましたが、周りの人たちに背中を押され、その企画に参加することにしました。

 

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しかし、それが運の尽きでした。

結果的に、イアンはデボンとの試合中に上腕骨をらせん骨折してしまいました。

怪我は想像以上に重く、36cmのプレートが上腕に埋め込まれ、それを12個のネジで止めるという大掛かりな手術を受けることになりました。

さらに、縫合する際には60針縫う羽目になり、筋トレはおろか日常生活すらまともに送れなくなるほどの大けがでした。

 

 

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イアンは大好きな筋トレもできなくなり、絶望的な状況に陥ってしまいました。

 

しかし、彼の回復力は常人のそれをはるかに超えていました。

 

医師も驚くほどの回復力で、予定していた期間よりも早い段階で治療を終えました。

医師からは「まだ安静にするように」と言われましたが、イアンは我慢できませんでした。

治療が終わると、すぐに筋トレを再開し、失った筋肉を取り戻し始めました。

(皆さんはお医者さんの言う事を聞きましょう)

当然、今までの重量が最初から扱えるはずもなく、軽い重量で筋トレを再開しましたが、結果的にこれがイアンに思わぬメリットをもたらすことになりました。

今まではフォームはメチャクチャでとにかく高重量を追い求めるトレーニングを行っていたため、適切に筋肉に負荷を乗せられていませんでした。

 

 

この動画は当時19歳のイアンが225kgのベンチプレスを挙げる動画です。

この動画のようにフォームは重視せず、とにかく高重量にこだわっていました。

しかし、フォームは悪いとはいえ、19歳で225kg挙げてしまうのが恐ろしいですね、、、笑

 

イアンは腕相撲でのらせん骨折をきっかけに、重量重視ではなく、負荷を乗せるという感覚を重視した効かせるトレーニングに変換しました。

これが功を奏し、彼は怪我する以前よりもさらに体を大きくすることに成功しました。

怪我が完全に回復してからも効かせるトレーニングを続け、2012年は怪我のリハビリ、そしてバルクアップを目指し、2013年の大会に備えました。

 

そして、迎えた2013年。

イアンは予定通りまずはOPA Ottawa Championships(オタワ大会)のスーパーヘビー級に出場しました。

初出場だった際はヘビー級だったため、階級を一つ上げての出場でした。

結果は階級優勝に加えて、オーバーオール優勝まで達成することができました。

 

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怪我から完全復活し、手ごたえを感じたイアンはさらにもう一段階大きい大会である、OPA Provincial Championships(オンタリオ州大会)に標準を合わせました。

 

そして、2014年。

さらに体を成長させ、予定通りOPA Provincial Championships(オントリオ州大会)に出場し、この大会でも見事階級優勝オーバーオール優勝を果たしました。

 

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着々と実力をつけ、残すは2011年にジュニア部門で優勝したCBBF Nationalsのスーパーヘビー級のみになりました。

イアンの実力的にも、優勝は現実的でしたが、ここで思わぬ方向に発展することになります。

 

なんと今まで出場し続けていたOPAが費用を負担してくれ、カナダ代表としてメキシコで開催されるアマチュアオリンピアに出場できることになったのです。

今までは国内大会のみ出場していたため、イアンにとって初めての国際大会でした。

 

カナダ代表として出場すること、そして自分の体に誇りを持ち、イアンはアマチュアオリンピアに出場しました。

イアンの体はすでに世界レベルに到達していました。

彼はアマチュアオリンピアで階級優勝、さらにはオーバーオール優勝まで遂げ、この大会でIFBB PROカードを手にしたのです。

 

 

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まさかの展開でした。

本来であれば、2015年のCBBF Nationalsに出場し、全国制覇するつもりでした。

イアンは思わぬ形でIFBB PROになりましたが、自分の実力がどこまで通用するのか確かめたくなり、この大会以降から本格的にプロとして活動することになりました。

 

IFBB PROとしての活躍

イアンは2014年6月にプロカードを取得し、初大会に向けて人生で初めてのオフシーズンを設けることにしました。

今まではただがむしゃらに筋トレをしていただけで体が大きくなっていましたが、プロになってからは意識を変え、論理的にトレーニング、食事に取り組むようになりました。

彼が初めて出場したのは2015年に開催されたEuropa Games Orlandoでした。

プロになったことで今まで以上にファンが増え、ファンからは

「絶対初出場で初優勝できるよ!」

「めっちゃ仕上がりいい感じ!」

などのモチベーションになる言葉をたくさんもらい、その言葉に押され、イアン自身の期待値も高まっていきました。

 

そして迎えたプロ初戦。

 

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イアンはプロとして初めての大会を7位という結果で終えました。

あれだけ期待してくれていたファンたちからは落胆の声が聞こえてきましたが、彼はむしろその結果を誇りに思っていました。

「ベストを尽くして、今までで一番いい体で大会に臨めた!」

当然初出場の大会で優勝できるプロの方が圧倒的に少ないです。

彼はその結果を受け止め、前を向き、その後も次々に大会に出場していきました。

以下がEuropa Games Orlando以降の大会成績です。

 

2015 トロントプロ 5位
2016 トロントプロ 7位
2016 バンクーバープロ 9位
2018 インディプロ 4位
2018 バンクーバープロ 4位
2018 ビッグマンプロ 1位
2018 ミスターオリンピア 14位
2019 トロントプロ 2位
2019 バンクーバープロ 4位
2019 ポルトガルプロ 3位
2019 タンパプロ 3位
2020 タンパプロ 2位
2020 ニューヨークプロ 2位
2020 ミスターオリンピア 7位
2021 タンパプロ 1位
2021 テキサスプロ 1位
2021 アーノルドクラシック 2位
2021 ミスターオリンピア 7位
2022 バンクーバープロ 1位

 

初めて優勝したのは2018年にスペインで開催されたビッグマンショーでした。

 

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プロ7戦目にして遂に優勝し、オリンピアへの切符を手にしたイアンは同年のミスターオリンピアへ挑戦しました。

 

 

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結果は19人中14位でした。

イアンはその時の気持ちをこう語っています。

Words can’t describe the experience of stepping on the Olympia stage for the first time. Feeling overwhelmed and extremely happy with the package I brought. Bringing my best look to date to biggest stage there is… I couldn’t really ask for much more. Feeling hopeful and excited for the future and striving to get back here every year and move up placings!

「初めてオリンピアのステージに立ったという経験は言葉じゃ言い表せない。圧倒されつつも、自分がステージで見せた体に本当に満足しているよ。一番大きい大会に、ベストな体で臨むこと、これ以上求めるものなんてない。未来への希望と興奮を感じながら、毎年この場所に戻って来て、順位を上げるために努力しよう!」

トップとの実力差を肌で感じ、あとどれほど自分が実力をつけないといけないのか認識しました。

 

彼は2018年のオリンピアを境に、それ以降の大会のほとんどをトップ3以内で終えています。

しかし、彼が歩んできたキャリアは決して楽な道ではありませんでした。

皆さんもご存じだと思いますが、イアンは良くも悪くも素直で、小さい事でも気になってしまう性格です。

そして自分が思ったことをそのまま口にしてしまいます。

それが魅力でもあるのですが、彼の発言が火種になって炎上したり、イアンが優勝した大会に不満があるファンが彼に不満をぶつけ、それに対抗したりと、何かと物議を醸すことが多いです。

その度に疲弊するのを知っているのに、我慢ができないのです。

 

特にひどかったのが2020年でした。

イアンは8月に開催されたタンパプロで2位になりました。

 

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しかし、タンニングが良くなかったこと、コンディションが良くなかったこと、表情が硬かったことなど、様々な理由で2位は過大評価だという声がボディビルファンの一部から出ていました。

 

そして、その約1か月後、イアンはニューヨークプロに出場し、見事に優勝を決めました。

 

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しかし、大会結果を見たボディビルファンからは

「なぜイアンが優勝なのか全く理解できない」

「2位以下の選手の方が優勝するべきだった」

など不満が続出しました。

タンパプロからイアンに対する不満がたまっているファンが多かったため、それが炎上を加速させる要因の一つになってしまいました。

インスタグラムはアンチコメントであふれ、Youtubeでは彼のニューヨークプロの批判動画次々に出ていました。

もちろんイアンの優勝を心から喜び、優勝は妥当だというファンもたくさんいましたが、彼にはそれらの声が全く届かず、批判的な声だけに耳を傾けていました。

彼はアンチに対し、その都度反論し、なぜ自分が勝ったのか説明していました。

その内、彼はかなり精神的に疲弊していきました。

 

頭では反論しても意味がないことが分かっているのに、理性で感情をコントロールできず、つい反論してしまうのです。

今でこそ、その経験を活かして、SNSで文章を送信する前に10秒考えるようにしているようですが、批判された当時はかなり心をすり減らしていました。

 

イアンはニューヨークプロ直後は大きく落ち込みましたが、何とか持ちこたえ、12月のオリンピアに向け、自分の実力が本物であると証明するために前を向き、今まで以上にハードなトレーニングに取り組みました。

 

そして4か月後。

 

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秘めたる思いを抱え、迎えたオリンピア。

彼は昨年の14位から大きく順位を上げ、7位という素晴らしい結果で大会を終えました。

この結果にはボディビルファンの多くも納得し、批判する声はほとんどありませんでした。

大会のたびに自分のベストを更新し続け、一番最高の体でオリンピアに臨めたことを誇りに思っていました。

 

イアンは2021年もオリンピアに出場し、前年に引き続き7位という結果でした。

オリンピアのファーストコールアウトは6人であるため、それが目標でしたが、残念ながらその目標を達成することはできませんでした。

 

 

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しかし、毎年彼の体は順調に進化しているため、今年もトップ10に入る可能はかなり高いと思います。

どこまで行けるのか、当日のイアンの体が楽しみですね。

 

終わりに

以上がイアン・ヴァリエールの人生についての簡単な紹介になります。

アマチュア時代から早い段階で頭角を現し、とんとん拍子でプロになりました。

その後も、数年のキャリアでオリンピアに出場し、20代のうちにオリンピア7位になるなどその実力は一級品でした。

しかし、自身の情熱をコントロールできず、時には批判が集まることがありました。

それでも、実力でその批判をねじ伏せ、常に自分のベストを更新することだけを考えてきました。

イアンは言います。

「たとえ200万ものポジティブなコメントが来ても、1つのネガティブなコメントでポジティブなコメントをすべて忘れてしまうほど、ネガティブな感情は強い」

多くの批判を乗り越え、実力でそれが筋違いであるということを証明したイアンは、間違いなく選手として一回り成長しています。

これからも、傷だらけになりながら戦い続ける彼の生き様を見届けましょう。

 

 

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引用元:

Iain Valliere - Complete Profile: Height, Weight, Biography – Fitness Volt
Iain Valliere profile and biography that includes his stats, early life, competition and career, diet and nutrition, personal life, and more.

The Raw Truth | Iain Valliere | Ep. 2
Episode 2 of The Raw Truth SeriesThis episode Iain teaches us about the finer things in life and what Raw Nutrition supplements he would rather bath in.Athle...
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