【特集】2022年 ミスターオリンピア結果!【オープン】

大会結果

引用元:https://www.instagram.com/p/CmS_NWwOAjV/?utm_source=ig_web_copy_link

 

皆さんこんにちは。

ついに先日ミスターオリンピアが終わり、長い長い2022年のIFBB PROのシーズンが幕を閉じました。

今年のオープンは想像以上に荒れに荒れましたね。

話題のニューカマーたちが躍動し、大会を大変盛り上げてくれました。

今回は細かい解説は除き、順位と簡単な感想だけを報告しようと思います。

 

目次

16位(最下位タイ)

トニオ・バートン(Tonio Burton)

ジェイムス・ホリングスヘッド(James Hollingshead)

アントワーヌ・ヴァイラント(Antoine Vaillant)

ブラディスラフ・スホルチコ(Vladyslav Suhoruchko) 

ヴィトー・ボフ(Vitor Boff)

モハメド・シャーバン(Mohamed Shaaban)

アキム・ウィリアムズ(Akim Williams)

テオ・レギュリアー(Theo Leguerrier)

ジョエル・トーマス(Joel Thomas)

モハメド・アルンサー(Mohamed Alnsoor)

ブレッシング・アウォディブ(Blessing Awodibu)

アンドレア・プレスティ(Andrea Presti)

アンドレア・ムジ(Andrea Muzi)

 

以上が16位タイの選手たちです。

過去のオリンピアでトップ10に入ったことがある選手や、上位に入ってくることが期待されていた選手たちがことごとく最下位になっていることから今年のレベルの高さがうかがえると思います。

しかし、どの選手もオリンピアに向けて多くのモノを犠牲にしながら努力してきたということは事実です。

心からお疲れさまでしたと伝えたいです。

では、次に15位から11位の選手を紹介します

 

15位~11位

15位 ジャスティン・ロドリゲス(Justin Rodriguez)

14位 チャールズ・グリフィン(Charles Griffen)

13位 パトリック・ジョンソン(Patrick Johnson)

12位 マイケル・クリゾー(Michael Krizo Krizanek)

11位 イアン・ヴァリエール(Iain Valliere)

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

E-in Val-e-air(@iainvalliere)がシェアした投稿

以上が15位から11位までの選手たちです。

個性豊かな選手たちがラインナップされました。

2019年から2021年のオリンピアであればトップ10に食い込んでいたであろう面々です。

プロポーション×バルクの選手が多い印象です。

大会前の予想通りマイケル・クリゾーはトップ10入りは果たせませんでしたが、彼が今年オリンピアを盛り上げた一因であることは疑う余地がありません。

いちボディビルファンとして彼の存在には本当に感謝しています。

クリゾーはボディビルダーとしてのキャリアは長いですが、IFBB PROとしては今回のオリンピアが2戦目のベイビーです。

来年以降は伸びしろしかありません。

2023年も再び出場し、コンディションを改善できれば必ずトップ10入りすると思います。

他の選手に関しても、ポテンシャルは高いため、来年はトップ10を目指してほしいですね。

では、10位から7位を見ていきましょう。

 

10位~7位

10位 ラファエル・ブランダオ(Rafael Brandao)

9位 ウィリアム・ボーナック(William Bonac)

8位 アンドリュー・ジャックド(Chinedu Andrew Obiekea, Andrew Jacked)

7位 ハンター・ラブラダ(Hunter Labrada)

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Kyle Wurzel(@kyle_wurzel)がシェアした投稿

以上が10位から7位までの選手です。

個人的には推しであるラファエルがトップ10に入ったことに感動しています。

彼の持ち味であるプロポーションを崩すことなくバルクアップできれば来年はさらに順位を伸ばせると思います。

そしてウィリアムハンター、そしてアンドリューに関しては下馬評ではトップ6に入る予想が多かったため、意外な結末になりましたね。

それだけ今年のトップ層は手強かったということです。

それでは見事ファーストコールに入った6位から4位を見ていきましょう。

 

6位~4位

6位 サムソン・ダウダ(Samson Dauda)

5位 ビッグ・ラミー(Big Ramy)

4位 ブランドン・カリー(Brandon Curry)

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀W Wittmann(@w_wittmannphoto)がシェアした投稿

以上が6位から4位までの選手です。

この結果には衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。

なんと2連覇中だったビッグラミーが5位になったのです。

プレジャッジのファーストコールでは常に外側に立たされており、圧倒的な大きさから比較するまでもなく優勝するのではないか、という予想が立てられていました。

しかし予想は覆され、昨年から大きく順位を落としてしまう結果になりました。

さらに2019年のオリンピアで優勝したブランドン・カリーも4位まで順位を落としました。

つまり、2019年から2021年までの2人のチャンピオンがトップ3にすら入れないという異例の事態が起きてしまったのです。

そしてその二人に続いて6位に入ったのが今年初出場のサムソン・ダウダです。

美しいポージングルーティンと素晴らしいプロポーションでいきなり6位に入りました。

トップ10には入ると思ってはいましたが、まさかファーストコールに入るまでとは、、、。素晴らしいです。

来年以降も期待できる将来有望な選手です。

では最後にトップ3を見ていきましょう!

 

3位~1位

3位 ニック・ウォーカー(Nick Walker)

2位 デレク・ランスフォード(Derek Lunsford)

1位 ハディ・チョーパン(Hadi Choopan)

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀W Wittmann(@w_wittmannphoto)がシェアした投稿

以上が今年のオリンピアのトップ3です。

3人とも165cm~170cmと小柄ながら、身長に対しての筋肉量が凄まじい選手たちがトップ3になりました。

ニックの上位互換がデレク、デレクの上位互換がハディという感じを受けました。

今大会に関してはコンディション、筋肉量、バランスなど全てを兼ね備えていたのがハディでした。

英語が話せないことや、イランとアメリカの国際関係からハディの優勝はないのではないかという憶測が飛び交っていましたが、そんな憶測をものともせず、圧倒的な実力での優勝でした。

優勝発表後の彼の涙には感動しました。

多くのハンディキャップを負いながらも、筋肉で全てを解決した彼の姿こそ真のボディビルダーでしょう。

ハディ、本当におめでとう。

 

まとめ

最後に順位を総ざらいしていきましょう。

1位 ハディ・チョーパン(Hadi Choopan)
2位 デレク・ランスフォード(Derek Lunsford)
3位 ニック・ウォーカー(Nick Walker)
4位 ブランドン・カリー(Brandon Curry)
5位 ビッグ・ラミー(Big Ramy)
6位 サムソン・ダウダ(Samson Dauda)
7位 ハンター・ラブラダ(Hunter Labrada)
8位 アンドリュー・ジャックド(Chinedu Andrew Obiekea, Andrew Jacked)
9位 ウィリアム・ボーナック(William Bonac)
10位 ラファエル・ブランダオ(Rafael Brandao)
11位 イアン・ヴァリエール(Iain Valliere)
12位 マイケル・クリゾー(Michael Krizo Krizanek)
13位 パトリック・ジョンソン(Patrick Johnson)
14位 チャールズ・グリフィン(Charles Griffen)
15位 ジャスティン・ロドリゲス(Justin Rodriguez)

16位タイ
トニオ・バートン(Tonio Burton)
ジェイムス・ホリングスヘッド(James Hollingshead)
アントワーヌ・ヴァイラント(Antoine Vaillant)
ブラディスラフ・スホルチコ(Vladyslav Suhoruchko)
ヴィトー・ボフ(Vitor Boff)
モハメド・シャーバン(Mohamed Shaaban)
アキム・ウィリアムズ(Akim Williams)
テオ・レギュリアー(Theo Leguerrier)
ジョエル・トーマス(Joel Thomas)
モハメド・アルンサー(Mohamed Alnsoor)
ブレッシング・アウォディブ(Blessing Awodibu)
アンドレア・プレスティ(Andrea Presti)
アンドレア・ムジ(Andrea Muzi)

改めてみると本当に素晴らしい選手たちばかりだということに気付かされます。

どの選手たちもオリンピアの舞台を夢見て心血を注いで努力してきたという事実、それだけは忘れないでほしいです。

ステージ上での一瞬の煌めきのために彼らは何千時間、人によっては何万時間もボディビルに費やしています。

ボディビルは食事、睡眠、トレーニングなど24時間気を抜くことが許されない厳しい競技です。

彼らは命を削りながら、栄冠を手にするために家族や友人と過ごす時間を犠牲にしています。

支えてくれる人たちは大勢いますが、最後に戦うのは自分一人です。

それでもなぜ彼らはボディビルをやめないのか?

それは応援してくれる周りの人たち、そして我々ファンの期待に応えるためです。

だからこそ彼らに対するリスペクトは絶対に忘れてはいけません。

出場した全選手、本当にお疲れ様でした。

 

 

タイトルとURLをコピーしました